ライナーノートⅠ 櫻倉祥己

こんにちは、櫻倉祥己です!
今作でも各曲のライナーノートを書かせて頂くことになりました!
私が関わった曲の制作秘話などを語っていきたいと思います(>ω<)

☆関わった曲はなんですか?

FiaT-LUX:作詞、作曲、歌
さようなら:歌
home, sweet home:歌
Horoscope:歌

☆こだわったところはどんなところですか?

今回のライナーノートでは2曲紹介していきます!

■FiaT-LUX :作詞、作曲、歌

今作のために書き下ろした楽曲です。
ともぞうさんの歌声が以前から大好きだったので、いつか自分の曲を歌って頂きたいと思って今回お願いしました。

当初はしっとりした2声の民族系曲を想定して書き始めましたが、楽器を加えている内に気付いたらガッツリ多重コーラス民族系の曲になっていました。笑

この曲のコンセプトは、
・人間が妖精や精霊を称え、共存を謳歌するようなお祭りっぽいイメージ(歌詞)
・妖精や精霊が旅人を導いたり、守るイメージ(コーラスなど)
の2視点で作っています。

歌詞の伝わりづらさと、歌って貰うのが大変になってしまわないかという懸念から、ギリギリまで造語を使うか迷いましたが、最終的にはサビを造語に変えたのは正解だったと思っています。
メロディ+造語+ともぞうさんの声が世界観にマッチしていて、とても素敵になりました!
造語はいつか使おうと思って作っていた、独自の手法で作っています。(たまに櫻倉の作品のジャケットで使われていたりします)

歌は「踊るような感じで歌ってください!」という指示で歌って貰いました!
ともぞうさんの歌は初めてのレコーディングとは思えないくらい良くて、とても透き通っているのに呼吸もしっかりしていて、特に高音がめっちゃ綺麗なので、櫻倉が一人で歌った仮歌とは比べ物にならないくらい色鮮やかになりました。
貰ったテイクは、普段のおっとりしたともぞうさんからは想像できないカッコイイお姉さんみたいなテイクもあり、「ともぞうさん、こんな声出るんだ!?」と驚きました。笑

私自身も主旋律とコーラスの役目やズレを気にせず、身振り手振りダイナミックに動きながらレコーディングしました。笑
特にサビはメロディが歌詞の感情とリンクして歌っていて気持ちよかったです!
ライブをやることがあれば、ともぞうさんと一緒に振り付けもつけて歌ってみたいと夢見ています。笑

高音の歌の声質が似ていて、櫻倉とともぞうさんの区別があまりつかないところがあります(。>﹏<。)

実はサビの繰り返しの位置で、1コーラス目は櫻倉→ともぞうさん、2コーラス目はともぞうさん→櫻倉と、メインに聴こえるボーカルがクルッと入れ替わっています。ラスサビは2人同じレベルです。 MIXに苦労した割によく聴かないとわかりません。笑

ピアノパートは自分が作ったままで収録するつもりでしたが、ともぞうさんがとても気に入ってくださって弾いてくださいました!!(ありがとうございます!! ピアニストの方に「祥己さんの作るピアノ凄い好きなんです!」と言って貰えるなんて、安堵でしかありませんでした。笑 櫻倉は楽器が弾けなくて、作曲するときは自分でもピンと来るものを入れていますが、本業の方に言われるのは素直に嬉しかったです。

レコーディングでは、自分が作ったフレーズが全く同じく弾いて貰っているのに1音目から全く違うものに生まれ変わって、録っている最中に「うわぁあ、素敵!!ヤバイ!!!」と自然にコメントがボロボロ出てきてしまって、櫻倉はとっても邪魔だったと思います。笑 ちゃんと弧を描いて呼吸をしているように聴こえて、意志を感じるピアノになりました。流石プロは違います(。>﹏<。)

所々のフィルインや間奏のピアノはともぞうさんがアレンジしてくださいました!
特に間奏では、最初弾いて貰った時に「うわぁああああ、そんな、そんな素敵なフレーズを私の曲に入れて貰っていいんですかーー!!?」と叫びたい気分でした。とても素人の自分には打ち込み出来ないフレーズです。
CDをお手に取ってくださる方は、ぜひチェックしてください…!

トラック数も凄い膨大になり、久しぶりに大作を作ったような気がします。
長らく櫻倉の作品をお待ち頂いてる方にも気に入って頂ける作品になったのではないかと思います!

 

■さようなら :歌

seiyaさんからは「Lafoliaの曲を聴いて祥己さんはこのくらいのキーの曲が合っているんじゃないかと思って作ってみました」とサラッと渡されましたが、初めて楽曲を頂いた時、イントロから突き刺さるようなサウンド、タイトでシリアスなピアノ、これはただ事じゃないと思いました。笑

楽曲からモノクロの街しか見えないんです。リズム(ハイハット)の音が雨を打ち付けているようにさえ思います。
でも歌詞を読んでこの曲に込められた感情を理解した時には「得意分野!」とも思いました。笑

仮歌を聴いた時から、Aメロを気だるい感じに、サビに近づくにつれ、抑えていた感情を爆発させるようなイメージで歌いました。
最後も歌詞は明るい事を一見書いているけど、メロディとオケがとても悲しかったので、ここには諦めてやっと受け入れたような虚しい気持ちがあるんだ、と思いながら虚ろに歌いました。

この曲をレコーディングした時期に、自分も過去や自分を取り巻いていた環境、人に「さようなら」をするしかないのかもしれない、というような事が起こっていたので、この曲の主人公が何を思って「さようなら」と言っているのかを思うと胸が苦しくて、それをそのまま歌にしました。
練習する度に心を削られるような気分になり、「精神消耗が激しいです」と率直に感想を述べたらseiyaさんに笑われました。笑

歌の面では、前作のWinter Orbとあまりにかけ離れたヴォーカルに仕上げるのもどうかな、と思ったので、あまり低く歌い上げすぎないように気をつけました。
レコーディングしている時は主人公と同調してしまっているので気付きませんでしたが、時間が経ってから聴いてみると、歌詞の影響もあって「煙草を吸ってるやさぐれオネェチャン」にしか見えないなって思いました。笑

seiyaさんが作詞の幅も作曲の幅もとても広いので、ぜひ他の曲とも聴き比べてみて頂ければと思います!

☆印象に残っている夜の思い出や出来事はなんですか?

子供の頃、家族旅行で行った北海道の夏の夜空がとても綺麗だったのを今でもよく覚えています。
雲がほとんどなく、360度、一面の夜空と、小さな星まで細かくはっきり見える星で明るく感じる夜空でした。
帰路の車を止めて、しばらくみんなで眺めていました。

あの時の星空より綺麗な夜空を未だに見ていません。
北海道はしばらく行ってないのでまた行きたいです。

One thought on “ライナーノートⅠ 櫻倉祥己

  1. […]  One Hundred Wishes 「Second Wish」ライナーノートⅠ櫻倉祥己http://100wishes.unison.jp/2017/10/08/%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%88%e2%85%a0%e3%80%80%e6%ab%bb%e5%80%89%e7%a5%a5%e5%b7%b1/こんに […]

コメントを残す