ライナーノートⅠ えだまめひよこ
今日からOne Hundred Wishesのメンバーが、制作に関わった曲の想いをブログに綴っていきます♪
えだまめひよこです。
一発目ということで今回関わらせて頂いた作品の中で編曲担当させていただいた2曲について紹介させていただきます。
☆関わった曲はなんですか?
通り雨-a little later edit-:編曲
生贄のダンス:作詞、作曲、編曲
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以下も制作しましたが次回紹介させてください。
Fate in Silence:作詞
暖炉とビスケット:作詞
Horoscope:音色だけ参加
☆こだわったところはどんなところですか?
■通り雨-a little later edit-:編曲
前作sherryくんが作って歌った曲。ピアニストじゃないと作れない繊細な響きと甘い歌声に惹かれた曲で、ボーカルをハルさんにして歌われるということで今回アレンジをやらせて頂きました。
勝手なイメージ&印象ですが朝日が昇りそうな午前4時ぐらいなのかな?なんて思っています。
もっと勝手なイメージですが新海誠さんの「言の葉の庭」に出てくる公園の風景を勝手に想像していました。
(多分sherryくん本人は違うと思います汗)
木々が雨に濡れる様子をRolandのD-50というシンセサイザーの音(現物ではなくシミュレーションした音源)で表現してみたり、より無機質に、より感情をすっと冷ますような夜の冷ややかさを打ち込み特有の表現で表せるようにアレンジしてみました。
途中余白を意図的に作って前作のversionにはなかった実際の雨の音とひぐらしの音をサンプリングしたりしています。
sherryくんの歌詞が非常に気に入っていて、ハルさんの透き通るような透明感ある歌声による世界観が伝われば嬉しいです。
■生贄のダンス:作詞、作曲、編曲
今からちょうど10年前にRoland SD-20というハードシンセを買って作った最初の自分のオリジナルの作品です。2009年に作った「とかげのてりやき」というサークルでVOCALOID初音ミクに歌わせたシングル曲としてだしていました。制作にあたってミクverを聴いてくださったおおともさんから「是非この曲を歌いたい」とリクエスト頂き、今回改めて再アレンジに挑戦しました。
生贄に選ばれた少女と幼馴染の少年。少女が離れ離れになる少年に向けて最期の祈りを捧げる、という創作したストーリーです。とかげのてりやきでリリースしたシングルにはカップリングとして少年が少女に贈る曲も収録していました。物語音楽、とまではいかないですがどことなく世界観を感じ取ってもらえる作品にしたいな、と思って作りました。
コード進行もがっつり前回から変えてます。世界観は私達が生活してる世界と全然違いますが、10年前当時非常に人間関係で傷ついた時期があり、その中から自然に浮かび上がったメロディと言葉です。報われない誰かの何かの孤独により添えればいいなと思っています。
☆印象に残っている夜の思い出や出来事はなんですか?
先月誕生日に見た半月がとっても綺麗でした!
夜も素敵ですけど、仕事終わり直後の夕日と夜が溶け合う瞬間だったり、朝日と夜が溶け合う瞬間だったり境目が結構好きだったりします。
次回以降他のメンバーのライナーノーツ紹介になります。
よかったらお楽しみに!